【西武】榎田大樹さん(32)、西武投手陣最年長になる
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西武・榎田2倍以上の5500万円 新天地で11勝「これが阪神だったら…」
西武の榎田大樹投手(32)が4日、メットライフドームで契約更改交渉に臨み、2800万円増の年俸5500万円でサインした。(金額は推定)
開幕直前に阪神からトレードで加入。プロ8年目で初めての2桁となる11勝(4敗)、防御率3・32をマークした。阪神での先発登板は14年が最後だったが、新天地では菊池に次ぐ左の先発としてシーズンを通してローテを守り、132回2/3の投球回も自己最多だった。
会見では「充実した1年だった。こういう1年で回れたらいいな、というのが現実にできた」と納得顔で振り返った。球団からは「文句なしというか、1年間やってくれた。また来年へ向けて頑張ってくれと言ってもらった」と明かした。
阪神時代は1年目にいきなり62試合に登板。昨年までの7シーズンで通算13勝を挙げたが、昨年は登板3試合で0勝だった。新天地で復活のシーズンとなったことも冷静に受け止めている。
「僕自身がこれが何か変えようと思っていた中でのトレードで、今年の頭からできるんじゃないかと思っていた」。オフからの取り組みに手応えを感じていた中での移籍。その結果の2桁勝利を「これが阪神だったらどうかといえばやれたかもしれないし、やれなかったかもしれない。打線の援護もあったけど、チームが変わっただけで自分は変わらず投げられた。ルーキーで阪神に入った時の形をまた取り戻せたのかなという思い」と振り返った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-00010013-nishispo-base
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181016-00010000-nishispo-base&p=2
-会見では「天国と地獄」という言葉もあった
昨年の自分に比べたら、という意味だった。昨年は3試合しか投げていない。
そんなプロ野球選手なんて地獄。9月後半まで1軍にいて登録を抹消され、戦力外だと覚悟した。
そのころの自分を考えると、今年は優勝して、会見にも呼ばれたのは天国。
昨年は、この先も野球できるか、次にどんな仕事をしようか、と家族と話していた。
今年はマジックがついて、優勝しちゃうかもね、なんて話していた。家での会話の内容も明るくなった。
(出典 i.gyazo.com)
西武に来るまでは13勝
「7・42」。今季、西武榎田大樹投手(32)が先発した時の援護点だ。降板するまでに味方打線が挙げた得点を1試合換算したもの。
菊池(4・8)十亀(4・1)ウルフ(5・9)今井(6・0)ら他の先発と比べ、かなり恵まれている。チーム勝ち頭の多和田(7・43)に匹敵。
ロッテ戦でも7回までに4点をもらい、6回1/3、6安打2失点で9勝目を挙げた。
榎田 それ(テンポ)しか考えてません。すごい球を投げるわけじゃない。僕は、持っているもの全てを使わないといけないので。
9勝は「打ってくれるから」。その援護を呼んだのは榎田自身だ。特性を磨き、不可欠の左腕となった。
最短で25日に優勝マジック24がともる。【古川真弥】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180824-00308545-nksports-base